姫島は、約30万年前からの七つの火山活動によってできた、「火山が生み出した神秘の島」です。九つの火口跡や「姫島の黒曜石産地」として平成19年「国の天然記念物」に指定された観音崎一帯、コンボリュートラミナ等の珍しい地層、古代から湧き出ている炭酸水素塩冷鉱泉の「拍子水」、ナウマンゾウ等の化石があり、平成25年「おおいた姫島ジオパーク」は「日本ジオパークネットワーク」に認定されました。平成24年「国選択無形民俗文化財」に指定された「姫島盆踊」や「姫島七不思議」、春と秋に姫島で羽を休める渡り蝶の「アサギマダラ」、姫島ブランドの「姫島車えび」等、姫島村は魅力がいっぱいです。
拍子水
姫島七不思議の一つである拍子水。お姫様(比売語曽の神)がお歯黒をつけた後、口をすすごうとしたが水がなく、手拍子を打って祈ったところ、水が湧き出したと言われています。泉質は炭酸水素塩冷鉱泉です。この拍子水を活用した拍子水温泉は、24.9℃の源泉にお湯を加えています。
「姫島の黒曜石産地」観音崎
島内随一の景勝地である観音崎は、乳灰色~乳白色の黒曜石の断崖が、高さ40m、幅120mにも及んでいます。露天の黒曜石は、全国的にも貴重なもので、平成19年に観音崎一帯が、「姫島の黒曜石産地」として国の天然記念物に指定されました。この断崖の上には姫島七不思議のひとつ千人堂があり、ここから見る周防灘に沈む夕日は絶景です。千人堂に行くまでにはちょっとした登山道を通らないと行けないので、大型機材を運ぶことは難しいと思われます。
姫島盆踊
毎年8月14日~16日の3日間開催され、多くの観光客が県内外から訪れます。14日・15日の両日は、夜間臨時便が運行される等、特に賑わいます。「姫島盆踊」は鎌倉時代の念仏踊りから発展したものと言われ、伝統踊りと創作踊りがあります。特に代表的な踊りは子供達によるキツネ踊りです。その他にもユーモアや趣向を凝らした創作踊りも必見です。撮影場所の確保を早めにしておく必要があります。
アサギマダラ休息地
姫島村に自生するスナビキソウの蜜を求めて、5月の上旬から6月の上旬にかけて飛来し、姫島で休息し、北の地へと飛びたっていきます。撮影スポットは「みつけ海岸」。約100頭を超えるアサギマダラに出会えるかもしれません。また、10月中旬頃、その世代を交代した蝶が、北から暖かい南へと向かう途中で、姫島に生えているフジバカマの密を求めて姫島で休息します。
姫島灯台
明治37年から航海の安全を見守ってきた姫島灯台。島の東端57mの断崖に建てられた壮大堅固なもので、光達距離は20カイリ、島内随一の桜の名所でもあります。